月経が続く限り、PMSの心配はあります。
何も感じないで月経を過ごす時もあれば、感情の起伏が激しいイライラする時
も、腹痛や腰痛、頭痛などの体調不良の時もあるでしょう。30年も続く生理
の間には同一人物であってもいろいろあるものです。

月経に関係なく日常生活は続けて行かなくてはなりませんし、生理で体調が悪
いからと言って、休んでいられる女性はほとんどいないでしょう。どんなにひ
どいPMSでも、何とかうまく折り合いをつけて、乗り越える以外方法がないの
です。

そもそもPMSってどうして起こるのでしょうか?
PMSの症状で一番多い「イライラして感情の起伏が激しくなる」から考えてみ
ましょう。

毎月決まった間隔で卵巣から排卵が起こるという生理現象が「月経」です。
脳から排卵を促すシグナルが卵巣にとどいて、排卵が起こるのです。卵巣から
黄体ホルモンが分泌される事=排卵がなされるというのが、主なる仕組みです。

脳から卵巣に排卵のシグナルが伝わったとして、この黄体ホルモン分泌が十分
でないと排卵は始まりません。そうなると脳の方はシグナルが足りないと判断
して、ますます強いシグナルを発することをするのです。このアンバランスが
イライラ感や頭痛につながるという事なのでしょうか。

黄体ホルモンの分泌が正常ならば脳から過度のシグナルが発せられることもあ
りませんから、PMS症状はあらわれないか、または軽度ですむことでしょう。

黄体ホルモンの分泌が悪いのならば、ホルモンを補えばよいと考えられますね。
実際に、重いPMSで婦人科にかかった場合、ホルモン剤を投与されることが
あります。避妊薬としても用いられる「ピル」ですね。PMSを我慢しないで処
方されたピルを飲んだら嘘のように楽になったという話は、確かによく聞きます。

話は逸れますが、更年期の月経不順でもピルは同じように有効です。嘘のよう
に更年期障害の症状が軽減します。

ピルは医師の管理下で投与される薬です。飲み続けると乳がんの発症リスクが
高まるという話もあります。PMSの症状が軽減される可能性があってもピルに
頼らない場合が多いのも理由があるのです。

最近は卵巣の状態を整えてホルモン分泌がスムーズになるよう働きかけるよう
なサプリメントも販売されているようです。
サプリなら試しやすいかもしれませんね。